格言「噂で買って事実で売る」
相場の格言としてアメリカでは「Buy the rumor,sell the fact」=「噂で売って事実で買う」と言われるそうです。
これは良い材料、例えば「○○は好決算が望めそうだ」と噂があると、その時に株を買っておき、「好決算」と事実が出たら株を売ってしまうことです。
そうするとどうなるのか?
良い噂が出ると株価は上がり始めるので、安い時に買い、良い事実が出た所で売ることで売却益を得ることができます。
もちろん株価はそれ以上に上がる可能性もありますが、上昇した所で欲張らず売り利益を確定させる素晴らしい格言ですね。
実は今回知りました。
テレビで「噂で売って事実で買う」と言ってました。
初めて聞いたのでググってみました。
ぬっ?
格言とは逆です。
格言は「噂で買って事実で売る」
テレビで言ってたのは「噂で売って事実で買う」...
今回の噂と事実は「ロシアのウクライナ侵攻」です。
今年に入って相場は下落傾向でした。
要因はいくつかありましたが、最近の下落要因は「ロシアのウクライナ侵攻」の噂からでした。
先日、ロシアがウクライナへ攻撃を開始したことを受け、相場は下がるものと思っておりましたが、相場は上昇しました。
今回は噂で売られ事実で買われてます。
んー…
ポジティブな格言は嬉しいですが、逆になると話は変わります。
儲かって嬉しいとは言い難いです。
ロシアとウクライナの出口はまだどうなるかわかりませんが、一時でも早く平和になって欲しいです。