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年末も近づきそろそろ損出し・損切りをしていかなければ。
配当金や株の売却益で確定利益が出ていますので、損出し・損切りで節税をしています。
「損出し」と「損切り」とは
「損切り」と「損出し」は少し異なります。
・「損切り」は、株式が値下がりし損失を覚悟で売却してしまうことです。
・「損出し」は、損切りをした株式を、翌営業日以降に買い戻すことです。
損切りした銘柄を当日に買い戻すと、取得単価が平均化され、損出しの効果が弱まるので翌営業日以降がポイントです。
(例)10万円で購入した銘柄を5万円で売却すると、5万円の損出し(損切り)。
これを当日5万円で買い戻してしまうと、取得単価が平均化(10万円+5万円)÷2=7.5万円となり、2.5万円の損出しとなってしまいます。
また、買い戻し方で信用取引をする方法もありますが、私はよく理解できていませんので、紹介はやめておきます。
損出しと損切りで節税
損出しや損切りするだけで節税できる訳ではありません。
条件があります。
それは、
①1月から12月までの1年間で配当金や株の売却益で確定利益が出ていること。
②含み損の銘柄を保有している。
この2点を満たしていると節税できます。
(例)10万円の利益が出ている場合
税金が約20%引かれます。
10万円×約20%=2万円←税金2万円
そこで6万円の含み損がある銘柄を売却すると、利益10万円-損6万円=4万円。
4万円×約20%=8千円←税金8千円
損出し・損切りをすることで税金が1.2万円節税することができます。
この場合、仮に10万円の含み損がある銘柄を売却できれば、税金は0円になります。
2022年はいつまでにしたらいいの?
結論:2022年は12月28(水)が最終日です。
確定利益がでて、含み損がある方は損出し・損切りをしてみてはいかがでしょうか!?